みなさん、自分の洗顔方法に自信はありますか?!
洗顔と言えば、スキンケアの中で最も重要な基本のケアです。
【基本のスキンケアとは】
1STEP 「洗う」 ⇒ クレンジング・洗顔
2STEP 「うるおす」 ⇒ 化粧水
3STEP 「フタをする」 ⇒ 乳液・クリーム
人間は、汗や皮脂を分泌させて天然のクリームを作り、お肌を守る働きがありますが、
メイクや汚れを自然に落とすことはできません!!
ですから、汚れを落とす洗顔は非常に重要なのです。
逆を返せば、洗顔がきちんとできていないと、ニキビや肌荒れなど肌トラブルの原因になります。
ところが!?
20代~40代の女性450名に行ったアンケートで、自分の洗顔法に自信がないと答えた人は、
なんと約8割もいるそうです!!
出典:http://www.philips.co.jp
ほとんどの方が、いまいち自分の洗顔に自信がないのです。
しかも、いろんな美容法が出回っていて、何が正しいのか分からない!
という方も多いのでは?!
例えば、
- 朝は水だけ洗顔の方がいい。
- 仕上げに冷水で引き締めたほうがいい。
- ホットタオルで温めて毛穴を開かせた後で洗顔した方がいい。
などなど。
たくさんありますね!
そこで、洗顔の役割をもう一度考えると、
「汚れを落とす」
そして汚れを落とす際に、
「いかに肌に負担をかけずに汚れを落とすか」
これが重要なのです。
正しい洗顔とは、
肌に負担をかけずに汚れをしっかり落とすこと!
なのです。
では、そもそも肌の汚れとはどのようなものなのでしょうか?
肌の汚れの種類と原因
肌の汚れは、2種類あります。
- 肌表面の汚れ
- 毛穴の汚れ
「肌表面の汚れ」は、酸化した皮脂や毛穴から溢れ出た皮脂が、角質やホコリと混ざることで起こる汚れです。
放っておくと老化の原因になったり、ターンオーバー(お肌の生まれ変わり)が乱れてしまいます。
そして、2つ目の「毛穴の汚れ」、こちらが厄介な汚れです。
皮脂や角栓などが詰まり、毛穴の黒ずみやニキビなどを引き起こします。
皮脂の分泌異常や、メイク汚れの残りなどが原因です。
毎日洗顔していても、なかなか落ちない「毛穴汚れ」
放っておくと見た目の影響だけでなく、スキンケアの効果も半減してしまいます。
では、肌表面の汚れ、毛穴の黒ずみや角栓などの頑固な毛穴汚れ。
それぞれどのように落とせばいいのでしょうか?
まずは、基本的な正しい洗顔方法を解説していきます。
肌の汚れを落とす正しい洗顔方法
正しい洗顔のポイントは、肌に負担をかけずに優しく汚れを落とすことです。
そのためには、次の6つのポイントが重要です。
- ぬるま湯で洗う
- 洗顔料はしっかり泡立てる
- ゴシゴシ洗わない
- 洗顔は1分以内で終わらせる
- 皮脂が多いTゾーンから洗う
- すすぎは念入りにする
1.ぬるま湯で洗う
皮脂は約30度以上から溶け出すと言われているため、肌表面で酸化してしまった皮脂を落とすためには、30度前後のぬるま湯で洗うのがポイントです。
逆に熱すぎたり、冷たすぎたりすると肌へ負担がかかり、乾燥などの原因になります。
2.洗顔料はしっかり泡立てる
最近では泡立てネットの普及や、泡で出てくる洗顔料など、洗顔料をしっかり泡立てる重要性は常識のようになっていますね。
泡立てることで、肌への摩擦を軽減することができるからです。
3.ゴシゴシ洗わない
クレンジングで洗い損ねたアイメイクの残り、毛穴詰まりやざらつきが気になる場所など、念入りに洗いたくなるものです。
しかし、ゴシゴシ擦ってしまうと肌が炎症を起こしてしまい、シミやくすみの原因になってしまいます。
優しく円を描いて泡で洗うようにしましょう。
4.洗顔は1分以内で終わらせる
美意識が高い人ほど念入りに時間をかけて洗いがちですが、かえって逆効果です。
長時間の洗顔は、角質細胞をはがれやすくしてしまい、その結果、肌の水分が蒸発してカサつきや乾燥の原因になります。
約1分間を目安に洗いましょう。
5.皮脂が多いTゾーンから洗う
約1分間で顔全体を洗うためには、まず皮脂の多いTゾーン→あご→頰→目元の順番で洗うのがオススメです。
皮膚の薄い頰や目元は乾燥しがちなので、洗顔料をつけている時間を短くするためにも最後に洗うようにしましょう。
6.すすぎは念入りにする
洗顔料の洗い残しは、肌荒れやニキビの原因になります。
特に小鼻やフェイスライン、おでこの生え際などは、洗顔料が残りやすいので気をつけましょう。
ここまでが、肌表面の汚れを優しく落とすポイントです。
しかし、残念ながらこの方法だけでは、
頑固な「毛穴の汚れ」は落とすことはできません。
毛穴汚れの種類と原因
毛穴の汚れは、目に見える汚れと見えない汚れがあります。
目に見える汚れは、毛穴に白く詰まった角栓や毛穴の黒ずみなど。
目に見えない汚れは、毛穴の底にこびりついたメイク汚れです。
毛穴に詰まる角栓の原因
角栓とは、古い角質と皮脂が混ざり合ったものです。
ターンオーバーが乱れて古い角質が残ったままの状態に、過剰に分泌された皮脂で毛穴が開いて詰まることで、できやすくなります。
ですから角栓は、皮脂の多いTゾーンやあごにできやすいのが特長です。
毛穴の黒ずみの原因
毛穴の黒ずみの原因の多くは、毛穴に詰まった角栓が空気に触れて酸化することです。
つまり、角栓をそのままにしておくと、毛穴の黒ずみに発展してしまうということです。
では、このような角栓や黒ずみ対策はどのようなものがあるのでしょうか?
毛穴のメイク汚れの原因
最近のメイクアイテムは、粒子が非常に細かいものが多いですよね。
例えば、毛穴をキレイにカバーしてくれる下地やファンデーションなど。
しかし、これらはカバーしてくれる代わりに、毛穴が開いていると、毛穴の中にしっかり入り込んでしまいます。
鉱物を含むメイクアイテムは、マイナス(-)に電荷しており、肌が乾燥するとお肌はプラス(+)に傾いてしまいます。
つまり、メイク汚れ(-)は乾燥したお肌(+)とがっちり結合してしまい、毛穴の奥底に地層のように詰まってしまうのです。
毛穴の汚れを落とす方法
毛穴が汚れる原因は、角栓、黒ずみ、メイク汚れと大きく3つありました。
これらの汚れは通常の洗顔ではなかなか落とすことができません。
ここからは、それぞれの毛穴汚れの原因に合わせて、汚れを落とす方法をお伝えしていきます。
角栓を落とす方法
角栓は、30%は皮脂ですが、残りの70%はタンパク質でできていると言われています。
よくオイルを綿棒につけてくるくるマッサージをする方法などありますが、角栓の大部分はタンパク質のため、オイルによって溶け出て完全になくなるわけではありません。
角栓を落とす方法は、
- 物理的に取り除く
- ケミカルピーリング
この2種類に分けられます。
物理的に角栓を取り除く方法
角栓を物理的に取り除く方法はさまざま。
例えば、
- 毛穴シートパック
- ピンセットで引っこ抜く
- 洗顔ブラシ
など。
しかし、重要なのはお肌を傷つけずに取り除くことです。
毛穴シートパックの問題点
シートパックは一度肌に貼ってから剥がしていくため、どうしてもお肌が傷つきがちです。
また、毛穴が広がってしまうので、毛穴を引き締めるケアも必要です。
角栓自体がお肌の中にしっかり埋まっている場合は、きれいにとれない場合があります。
ピンセットで抜くときの注意点
ピンセットで抜く場合は、にゅるっと肌表面から角栓が飛び出している場合は、肌に触れずに抜けばOKです。
しかし、毛穴の中に完全に埋まっている角栓や黒ずみは、無理やり毛穴の中から押し出そうとすると、肌を傷つけてしまうのでNGです。
洗顔ブラシの選び方と注意点
洗顔ブラシの場合は、ブラシの毛質が重要です。できるだけ肌あたりの優しいものを選びましょう。
毛穴より細い毛質のブラシであれば、毛穴の中に埋まってしまっている角栓にもアプローチできます。
また、ブラシの動き方も重要なポイントです。
回転式のブラシはどうしても肌への摩擦が強いので、肌への負担の少ない音波振動式がおすすめです。
【音波振動式ブラシ】クラリソニック ミア2 17,000円(税抜)
ケミカルピーリング
物理的に角栓を取り除く方法以外には、薬剤で除去するケミカルピーリングがあります。
ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に酸性の薬剤を塗布して、古くなった角質や毛穴に詰まっている角栓老廃物などを溶かして除去する治療法です。余分な角質を取り去ることで皮膚の新陳代謝を高め、肌の再生を促すので、ニキビ治療に限らず、シミやシワ、たるみなど、あらゆる肌トラブルを改善する治療法・美容法として人気があります。
出典:http://www.skincare-univ.com
ケミカルピーリングは、ホームケアではできませんが、クリニックや皮膚科で行うことができます。費用はだいたい1回5000円~15000円くらいです。
毛穴のメイク汚れを落とす方法
毛穴のメイク汚れは、目には見えませんが、毛穴の底に溜まる傾向があるので、物理的に取り除くことが難しいです。
そこで、汚れを浮かして落とす方法が、「イオンクレンジング」です。
イオンクレンジングのメカニズムは、イオンの力で、体内電荷をマイナス(-)化することで、毛穴の底にこびりついたメイク汚れ(-)をマイナス同士が分離する性質を利用して浮かせます。
イオンクレンジングは、イオン導入器の機能の1つとしてあるものや、イオンクレンジングに特化したイオンクレンジング器もあります。
【イオンクレンジング器】日立フェイスクリエ NC-552 オープン価格
出典:http://kadenfan.hitachi.co.jp
以上が、毛穴の汚れを落とす方法です。
でも、できれば普段の洗顔で肌の汚れも毛穴の汚れも同時にケアしたいですよね。
そこで、今までの洗顔の常識を覆す、新しい洗顔方法がこちらです。
肌の汚れと毛穴の汚れを同時に落とす方法
あの美容ローラーReFaから、新しく発売した「ReFaCLEAR(リファクリア)」です。
なんと、イオンクレンジング機能を搭載した3D音波洗顔ブラシです。
ブラシ部分は、世界一の化粧筆と呼ばれる「熊野筆」を使用。
手で洗うよりも摩擦が少なく、毛穴の奥の汚れもきれいに落とす、画期的な洗顔ブラシです。
洗顔料を泡立てて肌にのせた後、ReFaCLEARでくるくるマッサージ。
早速、毛穴の黒ずみが気になる旦那に試してみました。
長時間洗顔してしまわないよう、1分でオートオフするようになっています。
1回使用後ですが、鼻の頭にびっしりあった黒ずみが、うっすらと薄くなり数も減りました!
このまま使い続ければ、鼻の黒ずみ全て撃退できそうです!
毛穴の黒ずみや角栓にお悩みの方は、この手洗顔の常識を覆す、新しい洗顔習慣として、
一度使ってみてはいかがでしょうか?